プジョースクーター改め「プジョーモトシクル」、ネオレトロバイクを発表…パリモーターショー2018

プジョーモーターサイクル『P2Xコンセプト』と『P2Xカフェレーサー・コンセプト』(パリモーターショー2018)
プジョーモーターサイクル『P2Xコンセプト』と『P2Xカフェレーサー・コンセプト』(パリモーターショー2018)全 20 枚

プジョーの2輪ブランド「プジョースクーター(Peugeot Scooters)」は、パリモーターショーの開催に合わせブランド名を「プジョーモトシクル(Peugeot Motocycles)」へと変更することを発表した。プジョーの2輪ブランドは今年120周年を迎えている。

従来の名の通り、スクータータイプをラインアップのメインとしていたプジョーだが、今回のパリモーターショーではカフェレーサータイプとロードスタータイプのコンセプト『P2X』を発表。「モーターサイクル市場に回帰する」という表明をおこなった。

『P2Xコンセプト』と『P2Xカフェレーサー・コンセプト』はそれぞれ125ccと300ccのコンセプトモデル。いずれも最新のトレンドである「ネオレトロ」を意識したデザインが特徴だ。これは1930年代に登場しモントレーラリーなどで活躍した「P515」をオマージュするものでもあるという。120周年を迎えその名を新たにしたプジョーモーターサイクルの所信表明とも言えるモデルだ。

日本導入予定は明かされていないが、特に免許取得の負担軽減などで注目されている125ccは、期待せざるを得ない。

プジョーモーターサイクル『P2Xコンセプト』と『P2Xカフェレーサー・コンセプト』(パリモーターショー2018)プジョーモーターサイクル『P2Xコンセプト』と『P2Xカフェレーサー・コンセプト』(パリモーターショー2018)

このほか、125ccスクーターの『Pulsion』がワールドプレミア。「都市型GTスクーター」をコンセプトし、街中での機動性と長距離クルーズでの快適性を両立。さらに4輪のプジョーが採用してるコックピットデザインコンセプト「i-Cockpit」を取り入れたメーターパネルも特徴だ。

また、フロント2輪の3輪EV『E-メトロポリス・コンセプト』をはじめ、4輪EVコミューター『EU-LIVE』など、電動車両も積極的に展示した。

プジョーモーターサイクル『P2Xコンセプト』と『P2Xカフェレーサー・コンセプト』(パリモーターショー2018)プジョーモーターサイクル『P2Xコンセプト』と『P2Xカフェレーサー・コンセプト』(パリモーターショー2018)

《吉田 凌》

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