メルセデスAMG S63、車線逸脱防止装置が機能しないおそれ リコール

対象となるのは、メルセデスAMG「S63 4MATIC+」、「S63 4MATIC+クーペ」、「S63」の3車種で、2017年4月13日~2018年3月15日に輸入された163台。
車線逸脱防止支援装置(アクティブレーンキーピングアシスト)のマルチパーパスカメラにおいて、タイヤの動的半径設定が不適切なため、車速の算出が不正確であることが判明。そのため、高速走行時に車線を逸脱しても警告の表示やブレーキ制御の介入が行われない。
改善措置として、全車両、マルチパーパスカメラの制御プログラムを正しいプログラムに書き換える。
不具合および事故は起きていない。ドイツ本社からの情報により届け出た。
《纐纈敏也@DAYS》