広島エリアの運行見合せは芸備線狩留家~三次間を除いて年内にも解消へ 平成30年7月豪雨

いまだに復旧工事に着手できない芸備線狩留家~三次間。写真は、橋りょうが流出した白木山~狩留家(かるが)間の様子。
いまだに復旧工事に着手できない芸備線狩留家~三次間。写真は、橋りょうが流出した白木山~狩留家(かるが)間の様子。全 1 枚

JR西日本は10月16日、平成30年7月豪雨の影響で一部区間で運行を見合わせている、広島エリアの呉線、芸備線、福塩線の再開予定を前倒しすることを明らかにした。

呉線では、三原~安芸川尻間で運行を見合わせているが、このうち、安浦~安芸川尻間は11月中から10月28日に、三原~安浦間は2019年1月中から12月中に再開が前倒しされる。

また、現在、三次~備後庄原間で部分運行を行なっている芸備線と、10月18日から上下~吉舎(きさ)間で部分運行を開始する予定の福塩線では、2019年1~3月中の再開となっていた備後庄原~備後落合間と府中~上下間が12月中に前倒しされる。

予定どおり再開されれば、広島エリアの運行見合せ区間は芸備線狩留家(かるが)~三次間のみとなるが、この区間は「再開まで1年以上を要する」としている被災当初の見込みに変わりはなく、現在、復旧工事の着手に向けて協議中だという。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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