はとバスは10月19日、2018年12月~2019年3月の東京横浜観光バスツアーを、秋からの継続分を含め166コース(前年156コース)発表した。クリスマスやお正月コースの季節限定商品等を設定し、16万3100人(前年比101.4%)の利用を目標とする。
2018年12月~2019年3月期では、お正月関連商品は23コースが発表され、中でも皇居一般参賀コースが強化された。今期は“平成最後のお正月”となり、はとバスでは皇居一般参賀の高い需要を見込む。
はとバスでは昨年度(2017年度)に引き続き、皇居一般参賀を組み込んだコースを発表した。昨年度は695名(2016年度比146%)が利用したが、今年度は更なる需要を予想し、全5コース合計で最大880名が利用できるよう、設定した。
夜の観光コースは、秋からの継続分を含め36コースが発表された。都内夜観光コース利用人員は、働き方改革やナイトタイムエコノミーの気運の高まりなどにより、前年比0.5%増となった。合わせて高単価商品(1万2000~2万円)の利用人員が前年比60%増となったことを踏まえ、化粧室付き最上級バス「ピアニシモIII」で運行する夜観光コースを発表した。
皇居一般参賀(イメージ)そのほか、昼のホストクラブへ案内するコースも発表された。はとバスは、1999年よりホストクラブコースの運行を開始し、以降、大人の夜観光定番コースとして利用されている。近年、昼夜の二部営業を実施するホストクラブが増加していることから、日中にホストクラブを体験できるコースを企画したもの。夜のホストクラブコースも継続運行する。