ダイソン初のEV、シンガポールで生産へ…リー首相が明らかに

ジェームズ・ダイソン氏(資料画像) (c) Getty Images
ジェームズ・ダイソン氏(資料画像) (c) Getty Images全 2 枚

ダイソン(Dyson)が、同社初の市販EVの生産をシンガポールで行うことを決めた。10月23日、シンガポールのリー・シェンロン首相が明らかにした。

ダイソンは2017年9月、2020年までの実用化を目指して、新型EVの開発に着手したと公表。その後、英国ウィルトシャー州ハラビントンのテクノロジーキャンパスに2億ポンドを追加投資し、新型EV開発のテストコースを建設することを発表している。

今回ダイソンは、同社初の市販EVの生産をシンガポールで行うことを決定。ダイソンはすでにシンガポールにテクノロジーセンターを持っており、同センターと連携しながら、新型EVの量産に向けた取り組みを加速させていくと見られる。

シンガポールのリー・シェンロン首相は、「シンガポールでの自動車生産は、1980年代以来の出来事。ダイソンのEVは、よりグリーンかつハイテクなものになるだろう」と述べ、歓迎する意向を示している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  3. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  4. Uber Taxi、埼玉県で初のサービス開始…千葉県でも大幅エリア拡大
  5. 中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る