DiDiタクシー配車での中国人利用率5割、白タク撲滅に貢献 国慶節休暇中

大阪
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DiDiモビリティジャパンは、今年の中国の国慶節休暇中(10月1~7日)に大阪を訪れた中国人ユーザーの、DiDiのタクシー配車プラットフォームの利用動向を発表した。

タクシー配車サービスは9月27日から大阪で提供開始しており、訪日中国人観光客は、中国で浸透しているDiDiアプリをそのまま日本国内で利用可能。

期間中の中国人ユーザーの割合は5割以上を占め、これらのユーザーの中には関西国際空港から新大阪駅や、難波駅から京都市までの55km以上の距離を移動したユーザーもいた。一方、1.34km程度の短距離の移動でも利用されるなど、大阪の市街地、大阪府外への移動にも利用された。

多く利用された場所は、大阪の中心的な繁華街である心斎橋や難波、人気のテーマパークであるユニバーサル・スタジオ・ジャパンに加えて、大阪の玄関口である新大阪駅だった。

DiDiを大阪で利用した中国人ユーザーのソーシャルメディアでは「総額1960円から、クーポンで1000円引いた後、960円をAlipayで支払った。簡単で使いやすかった!」、「メリットはアプリ内で自動的な翻訳ができ、Alipayによる決済もできること」といった、支払い方法も含めた使い勝手を評価するコメントが見られ、クーポンにより割引価格で利用できることにも多くの反響があったとしている。

DiDiモビリティジャパンでは、中国人観光客に対して、中国、日本国内で、アプリ内告知や、SNS・メールでの告知、空港などでの広告などのプロモーションを実施している。今後もこうした需要を喚起し、ユーザーに対するタクシーの利便性を向上を図るとともに、国内の白タク行為の減少にも貢献していく方針。

《レスポンス編集部》

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