ダイムラーの実質利益27%減、ディーゼル車の環境対策が影響 2018年第3四半期決算

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ダイムラー(Daimler)は10月25日、2018年第3四半期(7~9月)の決算を発表した。

同社の発表によると、メルセデスベンツなどグループ全体の第3四半期の売上高は、402億ユーロ(約5兆1365億円)。前年同期の407億ユーロに対して、1.2%減とマイナスに転じた。

また、第3四半期の調整後のEBIT(利払い・税引き前利益)は、24億8800万ユーロ(約3180億円)。前年同期の34億0900万ユーロに対して、27%減少している。

実質利益が27%減と2桁の落ち込みとなったのは、メルセデスベンツブランドのディーゼル車に関して、環境対策で追加費用が発生したのが要因のひとつ。この追加費用が、業績に影響を与えた。また、為替相場の影響も受けている。

ダイムラー取締役会のディーター・ツェッチェ会長は、「自動車産業は依然として非常に厳しい環境にある。 しかし、旺盛な需要は続いており、第4四半期(10~12月)の業績には自信が持てる」と述べている。

《森脇稔》

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