トヨタの「モバイルピザ工場」、ミライの燃料電池パワートレインをタンドラに移植…SEMA 2018

トヨタ・タンドラ・パイ・プロ
トヨタ・タンドラ・パイ・プロ全 9 枚

トヨタ自動車の米国部門は、SEMAショー2018において、大型ピックアップトラックの『タンドラ』に『ミライ』の燃料電池パワートレインを移植したカスタマイズカー、『タンドラ・パイ・プロ』(TUNDRA PIE PRO)を初公開した。

タンドラ・パイ・プロは、トヨタモータースポーツテクニカルセンターと大手ピザチェーン、「ピザハット」が共同開発したワンオフモデルだ。その荷台には、全自動のピザ製造マシンが搭載されており、注文を受けてから約7分で、ピザを焼き上げることができる。

タンドラ・パイ・プロの全自動ピザ製造マシンは、キッチン、冷蔵庫、コンピューター制御のロボットアーム、高性能コンパクト設計のオーブンで構成される。キッチンのすべてのコンポーネントには、水素燃料電池の電動パワートレインによって、電力が供給される。

オーブンで焼き上げられたピザは、ロボットアームが取り出し、6ピースにカットされる。これを箱に入れて、お客に渡す。トヨタは、タンドラ・パイ・プロはどこでもパーティーが開催できるゼロエミッションのモバイルピザ工場、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  4. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る