スポンサー支援協議中のパイオニア、赤字は99億円に拡大 2018年4-9月期決算

パイオニア・カロッツェリア「サイバーナビ」(参考画像)
パイオニア・カロッツェリア「サイバーナビ」(参考画像)全 1 枚

パイオニアは11月7日、2018年4~9月期(第2四半期累計)の連結決算を発表。最終赤字は前年同期の26億4900万円から99億3300万円に拡大した。

売上高は、カーエレクトロニクスが減少したことや、ホームAVの減少により、前年同期比3.0%減の1709億2800万円となった。

営業損益は、販売費および一般管理費は減少したが、減収に加え、OEM事業における減価償却費の増加や為替の影響などにより原価率が悪化したことから、前年同期の20億4900万円の利益から16億8800万円の損失となった。経常損失も前年同期の3億6000万円から36億3100万円へ拡大。さらに営業損益の悪化や為替差損11億8600万円の計上に加え、第1四半期に特許訴訟関連損失20億2100万円や、競争法関連損失13億2300万円を計上したことなどにより、最終赤字は99億3300万円となった。

通期業績見通しについては、売上高を前回予想の3800億円から3500億円に下方修正。営業損益50億円の赤字とした前回予想を据え置いた。最終損益については、現在スポンサー支援協議を進めていることから、OEM事業の改革を含む経営改善施策による影響額が確定するまで留保するとした。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  2. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  3. レクサス『IS』改良新型、新フェイスの実車を初公開…米国仕様は「F SPORT」のみ
  4. マツダ、クーペコンセプトと新型『CX-5』初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. ホンダ『CR-V』にハイブリッド、日本発売に先駆けプロトタイプ公開へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る