ボッシュが二輪車事業を拡大、電動化やライダーアシストなどで売上10億ユーロ達成へ…2020年目標

ボッシュのライダーアシスタンスシステムのイメージ
ボッシュのライダーアシスタンスシステムのイメージ全 1 枚

ボッシュは(Bosch)は11月6日、イタリアで開幕した「ミラノモーターサイクルショー2018」(EICMA 2018)において、二輪車向け事業を拡大すると発表した。

ボッシュの二輪車向け事業が、「モーターサイクル&パワースポーツ事業」だ。ボッシュの2018年の二輪車関連技術の売上高増加率は、前年比で20%を超えると予想されている。ボッシュの試算によると、この事業部門の売上高は今後も市場の2倍のペースで成長を遂げる見込みで、2020年にはライダーアシスタンス、パワートレイン、電動化、ネットワーク化システムの合計で、10億ユーロ(約1300億円)の売上高を達成することを目指す。

大きな成長が見込まれる市場はインドだ。ボッシュは、インドにおけるABSの装備義務化や新たな排出ガス基準の「バラート・ステージ6」の導入といった規制動向、および現地の市場動向を踏まえながら、インドに適した二輪車向けパワートレインやセーフティソリューションを投入していく。

ボッシュは、継続的な成長が見込まれる市場への投資を続けている。二輪車の世界的な需要は、2017~22年の間に毎年4%以上成長し、2022年までに1億2200万台に達すると予想されている。2018年、ボッシュは中国、インドとともに二輪車市場の世界トップ3を形成しているASEANにおいて、現地の市場ニーズに応えられるよう、モーターサイクル&パワースポーツ事業部門の新たな拠点を立ち上げている。

《森脇稔》

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