テスラに新会長が就任、イーロン・マスク氏はCEO職のみに

テスラの新会長に就任したロビン・デンホルム氏
テスラの新会長に就任したロビン・デンホルム氏全 2 枚

テスラ(Tesla)は11月7日、新たな会長にロビン・デンホルム氏を指名した、と発表した。同日、デンホルム氏は会長に就任し、イーロン・マスク会長兼CEOは、CEO職のみにとどまる。

米SEC(証券取引委員会)は、一連のテスラの株式非公開化を巡る騒動において、マスク会長兼CEOを提訴していた。同会長兼CEOのTwitterでの一連の発表が、投資家を欺く行為にあたるとみなしたためだ。その後、SECはテスラと和解したが、和解の条件として、マスク会長兼CEOが兼任の会長職を辞することが決まっていた。

今回、テスラの新たな会長にロビン・デンホルム氏が就任した。同氏はこれまで、オーストラリアの通信大手、テルストラのCFOであり、テスラの社外取締役も務めていた。また、過去にはトヨタ自動車に勤務し、財務管理を担当していた時期もある。

なお、マスクCEOは3年間、会長職に就くことを禁止されており、今回の新会長就任は、マスクCEOへの権力の集中を防ぐのが狙いとなる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  2. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  3. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  4. アルファロメオの新型コンパクトSUV『ジュニア』日本発売、ハイブリッド車が420万円から
  5. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る