日本自動車殿堂、2018年は大倉喜七郎氏ら3名…自動車文化の発展やエンジン開発に貢献

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日本自動車殿堂は11月8日、2018年の殿堂入りとして、自動車レース黎明期の基盤を築くなど自動車文化の発展に貢献した大倉喜七郎氏、プリンスや日産自動車でエンジン開発を行った中川良一氏、スバルで水平対向エンジンを開発した秋山良雄氏の3名を発表した。

◇大倉喜七郎氏……日本の自動車レースと自動車文化を先駆

大倉喜七郎氏は、大倉財閥2代目総帥としての活躍と共に、日本人レーサーの先駆者として自動車レース黎明期の基盤を築き、自動車輸入販売会社や日本自動車倶楽部の設立など、自動車文化を先駆し多くの功績を残した。

◇中川良一氏……日本の航空機・自動車の総合性能を跳躍させた偉大な技術人

中川良一氏は、航空機エンジンの開発後、プリンス~日産自動車にて自動車エンジンの開発、R380などによるレース活動への参戦、さらに電子制御技術など革新的技術に挑戦し、自動車の総合性能技術の発展に多大な貢献を果たした。

◇秋山良雄氏……日本初の水冷式水平対向エンジンの生みの親

秋山良雄氏は、スバルにおいて日本初の、アルミ合金製の水冷式水平対向エンジンに取り組み、コンパクトにまとめた軽量かつ低重心の、高出力高耐性のエンジンを開発し、自動車技術の発展に多大な貢献を果たした。

《丹羽圭@DAYS》

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