横浜ゴム、通期業績見通しを下方修正---米国子会社の収益悪化 2018年12月期

iceGUARD SUV G075
iceGUARD SUV G075全 2 枚
横浜ゴムは11月9日、2018年12月期の業績見通しで、米国工場の収益が悪化していることから、当期利益を前回予想から40億円マイナスの360億円に下方修正したと発表した。

米国工場のヨコハマタイヤ・マニュファクチャリング・ミシシッピが開業時の計画と比べて収益化に遅れが見られることから、今後の事業計画や回収可能性を検討した結果、固定資産の減損損失として約112億円を計上することにした。

売上高はタイヤ事業で中国、ロシア、中近東の販売やMB(マルチプル・ビジネス)で建築用シーリング材の販売が予想より下回る見通しとなったため、前回予想から200億円引き下げて6500億円となる見込み。営業利益は50億円マイナスの550億円に下方修正した。

一方、2018年1~9月期の連結決算は、売上高が市販用タイヤの国内販売が好調で、前年同期比1.2%増の4608億円と過去最高となった。営業利益は米国工場の減損損失を計上したことなどから同8.3%減の270億円、当期利益が同25.5%減の163億円となった。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. メルセデスベンツ初のEVワゴン、CLAシューティングブレーク新型…IAAモビリティ2025
  4. レクサス『IS』改良新型、米国はハイブリッドなし..V6ガソリンだけを設定
  5. 【プジョー 3008 新型試乗】全身鋼のような硬さに満ち溢れる。これが新時代のプジョーか…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る