【アウディ A7スポーツバック 新型試乗】大人には、この余裕がたまらないのである…岩貞るみこ

アウディ A7スポーツバック 新型
アウディ A7スポーツバック 新型全 8 枚

グランツーリングなクルマは、大人な女の憧れである。以前、「40代になったら2ドアクーペ」と思っていたけれど、50代の今、乗りたいのは4ドアだ。しかもきれいな。

【画像全8枚】

だって2ドアのクーペに乗っていると、自己中な自分がさらに自己完結しちゃいそうなんだもの。その点、「後ろにどうぞ」というメッセージを含んだ4ドアクーペには惹かれるのである。

『A7』である。大きい。自宅の駐車場はもとより、行く場所も選びそうな大きさである。でも、きれいだ。セダンではなくクーペと呼ぶだけあって、リアウィンドーがぐっと寝たスタイルは全体が滑らか美しい。

リアウィンドーごと開く荷室のドアは開口部がめちゃめちゃ大きく、開けたときに現れる広い荷物スペースの奥のほうでも、荷物が出し入れがしやすいのもいい。

A7と同時に日本で発売された『A8』から、アウディは車内の操作系を変えてきた。これまで、カーナビ操作に活躍していたセンターコンソール部分のダイヤルを廃止し、タッチパネル方式にしたのである。

ヘッドライトのオンオフもダイヤルではなく、スイッチ式。アナログな世代にはダイヤル式が使いやすいんだけどなと思いつつ、これはこれで使いやすい。

エレガントなスタイルだというのに、走りはちょっぴり攻撃的。アクセルに対して加速の反応がよく心地よい緊張感を与えてくれる。今回は500kmほど走ったのだが、この緊張感がずっと続いて楽しくて飽きさせない。確かにボディは大きいよ。大きいけれど、それを上回る豊かさがある。大人には、この余裕がたまらないのである。

■5つ星評価
パッケージング:★★★
インテリア/居住性:★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★

岩貞るみこ|モータージャーナリスト/作家
イタリア在住経験があり、グローバルなユーザー視点から行政に対し積極的に発言を行っている。主にコンパクトカーを中心に取材するほか、最近は ノンフィクション作家として子供たちに命の尊さを伝える活動を行っている。レスポンスでは、アラフィー女性ユーザー視点でのインプレを執筆。コラム『岩貞るみこの人道車医』を連載中。

《岩貞るみこ》

岩貞るみこ

岩貞るみこ|モータージャーナリスト/作家 イタリア在住経験があり、グローバルなユーザー視点から行政に対し積極的に発言を行っている。レスポンスでは、女性ユーザーの本音で語るインプレを執筆するほか、コラム『岩貞るみこの人道車医』を連載中。著書に「未来のクルマができるまで 世界初、水素で走る燃料電池自動車 MIRAI」「ハチ公物語」「命をつなげ!ドクターヘリ」ほか多数。2024年6月に最新刊「こちら、沖縄美ら海水族館 動物健康管理室。」を上梓(すべて講談社)。

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