野球場に名車が大集合…クラシックカーフェスティバル in 北本きくまつり

第10回クラシックカーフェスティバルin北本きくまつり
第10回クラシックカーフェスティバルin北本きくまつり全 54 枚

埼玉県北本市の北本総合公園野球場で11月10日、「クラシックカーフェスティバル in 北本きくまつり」が開かれ、往年の名車約160台が集まった。

例年、この時期に開かれている「北本きくまつり」に合わせて旧車が集まるイベントで、今回で10回目となった。

「オール日本ライフクラシックカー倶楽部」と「日本旧軽車会」の協力。この2つの会長を務める吉崎勝さんは「2009年に50数台で始まって徐々に台数が増え、今回は160台が集まってくれました。10年連続で参加してくれた人も3人いらっしゃいます」と感慨深げ。

展示スペースは野球場の外野で、美しい天然芝が広がる。それぞれの旧車は広々としたスペースに余裕をもって並べられ、ギャラリーも見学しやすく、気持ちの良い会場だ。

今回の目玉は紅、白、ゴールドのトヨタ『2000GT』のそろい踏みだったが、諸事情で白が来られず。しかし、MG『J2ミジェット』(1932年)やモーガン『スリーホイラー』(1933年)といったビンテージカーを始め、フェラーリ『ディーノ』(1971年)、ロータス『ヨーロッパ・スペシャル』(1972年)などのスーパーカー、全長6m前後という巨大なオールズモビル『98』(1974年)やリンカーン『コンチネンタル』(1975年)など、見ごたえのある車がずらりと並んだ。

国産車も、観音開きドアの初代トヨペット『クラウン』(1957年)や、ヘッドライトが縦目の初代日産『セドリック』(1963年)、ワンオーナーカーのマツダ『サバンナGT』(1972年)や三菱『ランサー・セレステ』(1978年)、トヨタ『セリカ』(1973年)など、ふだんはめったに見ることができない車が展示された。

また、三菱『ミニカ』の最初期ピックアップ(1960年)や初期型のスズキ『ジムニー』(1971年)、マツダのオート三輪『T1500』(1973年)など、手荒く乗られがちで現存することの少ない、希少な車の姿もあった。

この日は”小春日和”というには日差しが強く、半そでになるオーナーたちもちらほら。きくまつりでのステージイベントや数々のご当地グルメ店など、会場となった北本総合公園は終日にぎわっていた。

《嶽宮 三郎》

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