■生まれ変わったデモカーシステムはこうなった今回のシステムアップで搭載したユニットを先に紹介する。





■フォーカル ユートピアMシリーズ、実際の音はどうなの?FOCALユートピアMを装着してから2週間、仕事の移動やサイトの更新作業、原稿書きなど出来る限りクルマの中で過ごしてエージングを進めている。インストール直後はとにかく凝縮された密度の高い音が印象的で、固さは感じるけれどそのポテンシャルは期待大。そしてエージングが進むにつれて腰の据わった中低域が音楽の土台をしっかりと支えてくれるし、鋭かった高域はしなやかさを伴って伸び伸びと消えていく。鳴らせば鳴らすほどユニットの高性能が体感出来るスピーカーだ。
スピーカーの良さを引き出すインストールがされていることが前提として考えてみる。このスピーカーで凄く強く感じるのが余計な付帯音の無さで、全帯域に渡ってエッジが整った濃密なサウンドを奏でてくれる。これは製品の特長であるボイスコイルの大きさや新開発の振動板、そしてマグネットの配置と合わせて背圧処理など正しくユートピアMの利点からくる産物だろう。パワーアンプから伝送される信号をスピーカーが持つ制御力で無駄なく正確に再生している。良い意味で今までに感じた事が無い印象を受けるスピーカーだ。この先もエージングが落ち着くまでは変化を続けるんだろうなと楽しみな状況。
その一端を感じてもらえる機会として、今週末に大阪府南港ATCピロティー広場で開催される『まいど大阪 秋の車音祭2018』で“サウンドBクラス”と“ファーストBクラス”エントリーしている。鍵は開きっぱなし、エンジンかけっぱなしで放置しておくのでルールとマナーを守って試聴してみて欲しい。
これが掲載されるころには静岡県のどこかでしょうか・・・事故らず現地に到着できるよう安全運転で向かいます。