トライアンフ、新TFTコネクティビティを2019年春以降導入 GoPro制御システムなど

トライアンフ スクランブラー1200 クォーツ 着信時表示
トライアンフ スクランブラー1200 クォーツ 着信時表示全 7 枚

トライアンフモーターサイクルズジャパンは11月12日、新型トライアンフTFTコネクティビティシステムを2019年モデルに来春以降導入すると発表した。

新型トライアンフTFTコネクティビティシステムは、利便性の高いコネクティビティ機能を多数装備し、2019年春以降に本格展開する。新システムはTFTディスプレイを搭載した新型モデルだけでなく、すでにTFTシステムを搭載している現行モデル(ストリートトリプルR/RS、スピードトリプルRS、タイガー800XCX/XCA/XRX/XRT、タイガー1200XRT/XCA)にも導入可能。正規販売店を通じて、Bluetooth接続モジュール(別売)の装着とソフトウェアアップデートにより搭載できる。

新システムの目玉となるのは、モーターサイクルでは世界初となる内蔵型GoPro制御システムだ。GoProをディスプレイに接続することで走行時のあらゆる瞬間をキャプチャーでき、ディスプレイと左手のスイッチキューブを介して直感的にGoProの主要機能を操作可能。ディスプレイには、モード、動画撮影開始、動画撮影停止、写真撮影、バッテリー残量など、GoProカメラのステータスを示すシンプルなグラフィックアイコンが表示される。

また、Googleによるトライアンフ初のターンバイターンナビゲーションシステムを装備。Googleのインフラストラクチャと信頼性の高い位置認識と検索候補により1億以上の施設にBluetooth接続モジュールを介して接続できる。来春以降配信予定のMyTriumphアプリ上でルートを選択して走行を開始すると、ディスプレイ上に方向指示アイコンを表示。ルートプランニングや施設は、MyTriumphアプリを使用してライダーの携帯電話画面に直接呼び出すこともできる。

GoPro コントロールシステムGoPro コントロールシステム

さらにBluetooth接続モジュールを使用することで、スマートフォンとBluetoothヘッドセットをシステムにペアリングし、移動中でも電話やミュージックの操作が可能。発信や着信、SMSメッセージ通知などの電話機能は、音楽トラックの選択や音量調整と同様に、左手のスイッチキューブを介して操作できる。

新TFTコネクティビティシステムは、トライアンフのTFT搭載モデルシリーズとして2019年春以降に展開する。同システムが利用可能となる時期やMyTriumphアプリの配信開始時期、Bluetooth接続モジュールと正規販売店によるソフトウェアインストールの価格などは2019年1月に発表する予定だ。

GoogleターンバイターンナビゲーションシステムGoogleターンバイターンナビゲーションシステム

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. マツダ、新型3列シートSUV『CX-80』をついに世界初公開 日本導入時期は
  2. トヨタ『ランドクルーザー250』発売、520万円から…特別仕様車も
  3. ジムニー愛好者必見! ベルサスVV25MXが切り拓く新たなカスタムトレンドPR
  4. シトロエンの新デザイン採用、『C3エアクロス』新型を欧州発表
  5. トヨタ堤工場、2週間生産停止の真相、『プリウス』後席ドア不具合で13万台超リコール[新聞ウォッチ]
  6. トヨタ ランドクルーザー250 をモデリスタがカスタム…都会派もアウトドア派も
  7. 一気に200馬力以上のパワーアップ!? アウディのスーパーワゴン『RS4アバント』後継モデルは電動化で進化する
  8. 日産はなぜ全固体電池にこだわるのか? 8月にも横浜工場でパイロットプラントを稼働
  9. アルファロメオ『ジュニア』がミラノ・デザインウィーク2024に登場
  10. トヨタ カムリ 新型、全車ハイブリッドに…今春米国発売
ランキングをもっと見る