【三菱 デリカD:5 新型】最低地上高に隠された秘密

デリカD:5新型
デリカD:5新型全 9 枚

いわゆる“ビッグマイナーチェンジ”を受けて新型になった三菱『デリカD:5』の予約受注が11月21日からスタートした。デリカファンにとって気になるのは、新型になって悪路走破性能がどう変化しているかという部分だろう。

【画像全9枚】

新型の特徴のひとつは、パワートレインがディーゼルエンジン+4WDだけに絞られたこと。他のミニバンとは異なる特別感は、新型になってより強調されたといえる。ディーゼルエンジンは新たに尿素SCRシステムを組み合わせてトルクが380Nmと従来比20Nm向上。ATの8速化もあって動力性能も静粛性も高まっていることが期待できる。

開発をまとめた三菱自動車の大谷洋二さんに尋ねてみた。「まず、動力性能はディーゼルエンジンのトルクアップとATの8速化で高まっています」というから楽しみだ。

ただ、発表されたスペックを見て気が付くのは、デリカを他のミニバンとは一味も二味も違う乗り物としている最低地上高が185mmと従来モデルに比べて25mm低くなっていることである。「たしかに最低地上高が低くなったことを気にするユーザーさんもいらっしゃるかもしれませんね」と大谷さんは続ける。

デリカD:5新型デリカD:5新型「説明すると、従来はエンジンマウントの下にメンバーがあって、さらにその下に樹脂のカバーがありました。210mmはそのカバーを含めずに計測した高さだったのです。いっぽう新型はマウントを変えたことでそのメンバーがなくなり、かわりに硬いカバーを装着しています。そのカバーを含めて計測した高さが185mm。カバーの高さ自体はほぼ同じなので、決して従来は走れたところが走れなくなったというわけではないのですよ」という。

そして大谷さんはこう加えた。「最低地上高は従来モデルに比べると低くなったように感じるかもしれませんが、デリカD:5以外のミニバンと比べると全く違うレベルです。それは変わりません」

一見したところスペックが気になる悪路走破性の高さも、心配する必要はなさそうだ。ちなみに4WDシステムにはヨーレートセンサーが加わり、舗装路でのハンドリングが大きく向上している。

《工藤貴宏》

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