トーヨータイヤ、トラック・バス用低燃費スーパーシングルタイヤを北米市場に来春から供給開始

東洋ゴムのトラック・バス用低燃費スーパーシングルタイヤ「NANOENERGY M175」「NANOENERGY M675」
東洋ゴムのトラック・バス用低燃費スーパーシングルタイヤ「NANOENERGY M175」「NANOENERGY M675」全 1 枚

東洋ゴム工業は、新ゴム配合技術を採用したトラック・バス用低燃費スーパーシングルタイヤ(タイヤサイズ:445/50R22.5)を北米市場向けに来春から供給すると発表した。

今回の「NANOENERGY M175」(トレーラー軸用)と「NANOENERGY M675」(トレーラーヘッド軸用)は、新ゴム配合技術を採用することで、高い摩耗性能を維持しながら、転がり抵抗を従来品比で約6%低減。マレーシア工場内の専用棟に導入した製造ラインで作製したゴム材料をもとに、日本の桑名工場で製造し、まずは北米市場への供給を開始する。

米国内では、商業輸送において温室効果ガスの低減に効果のある技術・製品を認証し、市場への導入促進を図る「SmartWayプログラム」が施行されており、同社も2010年より同認証を取得したトラック・バス用タイヤ10商品を市場に投入してきたが、これまでは一軸につき左右それぞれ2本ずつのダブルタイヤが主流だった。

新商品は、北米市場で普及している左右1本ずつのタイヤで代替できるスーパーシングルタイヤ。独自に開発した特殊ベルトパッケージをタイヤ構造に採用することでタイヤの形状や耐久性を確保するとともに、左右タイヤの間隔が広がることで車両の操縦安定性を向上。また、ダブルタイヤの場合と比べ、車軸1軸あたり約100kg(タイヤとホィール合計質量)軽く、積載量の増大や燃費効率の向上に大きく寄与する。

《丹羽圭@DAYS》

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