テラドローン、「空飛ぶクルマ」開発事業に参入 CARTIVATORへの支援開始

テラドローンがCARTIVATORとスポンサー契約を締結
テラドローンがCARTIVATORとスポンサー契約を締結全 3 枚
テラドローンは11月29日、「CARTIVATOR(カーティベーター)」とスポンサー契約を締結。日本発の「空飛ぶクルマ」開発事業に参入すると発表した。

テラドローンは、ドローン業界を牽引する日本発のグローバルベンチャー企業。アジアで電動二輪、三輪を製造・販売するテラモーターズのグループ会社だ。国内外にてドローンを用いたレーザー・写真測量を実施、高精度3次元図面を短時間で作成、施工管理に役立つサービスを提供。大手ゼネコン・建機メーカー・測量会社等からの案件を中心に、600回以上のドローン測量実績を持つ。

CARTIVATORは、陸空両用で長い滑走路や大型車庫などを必要としない、世界最小の空飛ぶクルマ「SkyDrive」の開発をめざし、2012年より活動を開始。会社員・学生など約100名が余暇等を利用して活動に参加している。開発は順調に進み、2014年に5分の1スケールの機体で飛行に成功。現在、トヨタ、NEC、Pパナソニックなどからも支援を受け、2019年の有人飛行機、2020年のデモフライトに向けて開発を進めている。

今回、日本発の取り組みをグローバルに展開して新たな社会をつくるというビジョンを持つテラドローンは、CARTIVATORの「空飛ぶクルマ」構想の理念に共感し、支援を決定。テラグループのリソースを活用した海外展開・PR支援、ドローン管制で培った低空域での管制システムのノウハウなどを提供し、「空のモビリティ革命」への貢献を目指す。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. さらなる人馬一体へ!NDロードスター用「リビルトエンジン」発売、価格は65万7800円
  2. 24年ぶり復活、新型ホンダ『プレリュード』ついに発売…価格は617万9800円
  3. 「そういう時代か…」中国で生きていたホンダの最高級ミニバン『エリシオン』が話題に、「これなら日本でも売れる」の声も
  4. BMW、ケージ構造でヘルメット不要の電動スクーター『ビジョンCE』発表へ…IAAモビリティ2025
  5. ホンダ『S2000』も復活!? 新型『プレリュード』にチラつくロードスターの噂
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る