ルノー カジャー 改良新型が欧州発売、駆動系に日産の技術…2万6200ユーロから

Cセグメントクロスオーバー

最新のルノーのデザイン言語を採用

ルノー日産三菱アライアンスとダイムラーが共同開発した「1.3 TCe」エンジン

ルノー・カジャー 改良新型
ルノー・カジャー 改良新型全 14 枚

Cセグメントクロスオーバー

ルノーは11月30日、『カジャー』(Renault Kadjar)の改良新型を欧州で発売した。フランス本国でのベース価格は、2万6200ユーロ(約337万円)と公表されている。

画像:ルノー・カジャー 改良新型

カジャーは、ルノーブランド初のCセグメントクロスオーバー車だ。ルノーはBセグメントに属するクロスオーバー車として、『キャプチャー』を用意する。カジャーは、キャプチャーの上に位置するクロスオーバー車となる。車台は、ルノー日産アライアンスの「CMF」と呼ばれるプラットフォームがベースだ。ボディサイズは、全長が4450mm、全幅が1840mm、全高が1600mm、最低地上高は190mmとなる。欧州向けは、スペイン工場で生産されており、2017年夏には日本市場にも導入されている。ルノー・カジャー 改良新型ルノー・カジャー 改良新型

最新のルノーのデザイン言語を採用

このカジャーがデビューから3年半が経過し、初の本格改良を受けて、改良新型が登場した。フロントマスクに最新のルノーのデザイン言語を採用し、フロントグリルはワイド化され、クローム加工を強調した新デザインとした。デイタイムランイングライトとLEDウインカーを一体化し、フォググランプもLED化した。リアは、新デザインのバンパーやLEDウインカーが新しい。ルノー・カジャー 改良新型ルノー・カジャー 改良新型

インテリアは、ダッシュボードのデザインを中心に変更を受けた。シートの形状も見直され、長距離ドライブで疲労を低減することを目的に快適性を引き上げた。ドアトリムも一新する。内装色には新色が設定され、アルカンターラ仕上げも選択できる。ルノー・カジャー 改良新型ルノー・カジャー 改良新型

改良新型では、最新の車載コネクティビティを採用した。「R-LINK 2」に接続されたマルチメディアシステムは、グーグルの「Android Auto」とApple の「CarPlay」に対応する。ドライバーは好みのアプリをインフォテインメント画面に直接表示して、安全に操作することを可能にした。後席には、USBソケットを2個装備しており、スマートフォン、タブレット端末、ゲーム機などを充電できる。

ルノー日産三菱アライアンスとダイムラーが共同開発した「1.3 TCe」エンジン

改良新型には、ルノー日産三菱アライアンスとダイムラーが共同開発した新型直噴1.3リットル直列4気筒ガソリンターボエンジン「1.3 TCe」を搭載する。

このエンジンの特徴が、日産『GT-R』の「ミラーボアコーティング」技術の採用だ。ミラーボアコーティングは、エンジン内部の抵抗を減らすことによって、エンジンの効率を上げるテクノロジーとなる。ミラーボアコーティングは、溶かした鉄をシリンダーボア内部に吹き付ける技術で、シリンダーボア内部の壁に鉄の膜を作り、この膜を鏡面仕上げにすることで、ピストンが動く時の抵抗を大幅に低減させる。

4WDシステムにも、日産のノウハウを活用し、滑りやすい路面で確実なパフォーマンスを発揮する。2WD、4WD、ロックの3モードを備えており、走行状況や路面の状態に応じて、最適なモードを切り替えるルノー・カジャー 改良新型ルノー・カジャー 改良新型

新型直噴1.3リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンの最大出力は、改良新型カジャーの場合、140hpと160hpの2種類だ。このエンジンには、ガソリンパティキュレートフィルター(GPF)が装着される。2種類のディーゼルエンジンには、選択還元触媒(SCR)システムを装備した。1.5リットルの「Blue dCi 115」は、最大出力115hpを発生し、オーバーブーストモードでは、最大出力が5hp、最大トルクが2.5kgm向上する。1.7 リットルの「Blue dCi 150」は、最大出力150hpで、2WDと4WDを設定している。

《森脇稔》

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