【スーパーフォーミュラ 鈴鹿テスト】来季にらむ大物移籍の予兆も内包しつつスタート…F1名デザイナーの息子も走行 | レスポンス(Response.jp)

【スーパーフォーミュラ 鈴鹿テスト】来季にらむ大物移籍の予兆も内包しつつスタート…F1名デザイナーの息子も走行

#50 H.ニューウェイ
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5日午前、スーパーフォーミュラ(SF)の鈴鹿テストが2日間の日程で始まった。大物ドライバーの来季移籍の予兆と考えられるシートチェンジあり、海外からの新顔ドライバーの参加も多数ありと、話題豊富なオフシーズンテストとなっている。

12月にしては暖かい気象条件の鈴鹿サーキットに、2018年シーズンのSFを戦った11チーム19台のマシンが再び集結した。来季は新型のSF19シャシーが導入されるため、SF14シャシーにとってはこのテストが公式な意味での最終走行舞台ということになるだろう。初日~2日目で計9時間の走行が予定され、ワンメイクタイヤサプライヤーのヨコハマからはSF19用サイズの幅広フロントタイヤも従来型と併せて試験供給されることとなっている。

シーズン終了後恒例ともいえるSF鈴鹿テスト、名目としては例年「合同テスト」「ルーキーテスト」「エンジンメーカーテスト」等、様々に形容されるところだが、今回も来季への様々な話題をはらんでのスタートになった。初日午前のセッション開始時点で、エントリーリストには23人ものドライバー名が並んでいる(1台を複数名でシェアするケースあり)。

注目される動きも少なくない印象で、2018年チャンピオンの山本尚貴がDOCOMO TEAM DANDELION RACING(エンジンはホンダ)、シリーズ2位のN. キャシディはVANTELIN TEAM TOM'S(トヨタ)と、いずれもシーズン中とは異なるチームからのテスト参加に。オフのストーブリーグ激動化の予兆を感じさせている(同じくエンジニア等の移籍や異動もこのオフは活発化しそうな気配がある)。

近年はF1やF2との連携性が高まり、海外からも従来以上に熱い視線が注がれるようになったSF、今テストにも新顔の外国人ドライバー勢が多数エントリーしてきている。なかでも耳目をひく存在は、海外チームとも提携して活動することを最近発表したB-Max Racing team(ホンダ)から参加のハリソン・ニューウェイだろう。

1998年生まれのハリソン、その父はF1界きってのマシンデザイナー(テクニカルディレクター)との誉れも高いエイドリアン・ニューウェイなのだ。ウイリアムズやマクラーレン、そしてレッドブルで活躍してきた“空力の鬼才”エイドリアン・ニューウェイの名は、F1ファンなら一度は耳にしたことがあるだろう。息子ハリソンはこの日、午前9~11時のセッションでB-MAXの50号車に搭乗、34周を走りベスト1分40秒765で出走19人中18位だった(関係者によれば父のエイドリアン・ニューウェイ氏が鈴鹿に向かっている、との情報も)。

初日午前セッションのトップタイムは、シーズン中と同じくITOCHU ENEX TEAM IMPUL(トヨタ)の20号車に乗った平川亮がマークした1分38秒210。DANDELIONの5号車で走った山本尚貴は1分38秒569で7位、TOM'Sの37号車で走ったキャシディは1分39秒028で10位だった(路面ドライ。なお、チェック走行にレインタイヤを使ったマシンもあり、一部写真にはそれも含まれる)。

初日の午後セッションは当初2~4時の予定だったが、翌日の天気予報を鑑み、4時30分まで延長されることがランチブレイクの時点で決まった。2日目(12月6日)は現状、午前8時30分~11時と午後2時~4時の予定(2日目午後のセッションが当初予定より30分短縮され、その分が初日午後にまわされた格好)。テストは一般公開で、鈴鹿サーキット「ゆうえんちモートピア」入場料での観覧が可能だ(今季のSF年間パドックパス所有者は入場無料)。

《遠藤俊幸》

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