日産、完成検査問題で ノート など14万8000台を追加リコール

日産ノート
日産ノート全 2 枚

日産自動車は12月13日、『ノート』など11車種14万8780台について、追浜工場(神奈川県横須賀市)などの完成検査で合否判定が不明確な可能性があったとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、日産ノート、『リーフ』、『ジューク』、『シルフィー』、『キューブ』、『マーチ』、『アトラス』、『シビリアン』、いすゞ『エルフ』、『ジャーニー』、三菱ふそう『キャンター』の11車種で、2017年11月7日から2018年10月25日に製造された14万8780台。

日産は昨年10月以降、完成検査の不正対応で合計42車種114万3540台のリコールを実施するとともに、再発防止策の詳細定義、検査員の確実な理解など、自主点検を実施。その中で、追浜工場およびオートワークス京都の生産車両の一部車両に対し、合否判定が不明確な可能性のある検査を行っていたことが判明した。具体的には、後輪ブレーキ制動力の検査で駐車ブレーキレバーを使用たり、ステアリングの切れ角検査で社内基準値内に収めるために最後にステアリングを戻して測定したなどの行為があったという。

日産では、全車両、指定整備工場にて点検および自動車検査員による確認を行う。道路運送車両の保安基準に関する不具合が認められた場合は是正する。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついに生産終了、スズキ『Vストローム650』がなぜ今も「傑作マシン」と語り継がれるのか
  2. 外装も内装も「どピンク」な超高級SUV、ベントレー特注部門のスゴ技とは
  3. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  4. ジープ『チェロキー』新型、新写真からリアデザインが判明
  5. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る