日野 プロフィア、9万4000台を再リコール 吸気バルブ不具合でエンジン停止のおそれ

日野プロフィア(参考画像)
日野プロフィア(参考画像)全 2 枚

日野自動車は12月13日、大型トラック『プロフィア』の吸気バルブに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは2005年12月12日~2017年3月28日に製造された9万3986台。

[改善箇所]

E13C型エンジンにて、吸気バルブ用ロッカー部の寸法が不適切なため、バルブが傾いた状態となりバルブガイド部が偏摩耗することがある。そのため、異常な打音や振動が発生し、そのまま使用を続けると、エンジンが停止するおそれがある。

改善措置として、使用者に不具合および予見事象を周知し、異常な打音や振動が発生した場合は、ロッカー部を対策品にシリンダヘッド一式を新品に交換する。また、一部車両はカーボンデポジットを低減するため、エンジン制御プログラムを対策プログラムに書き換える。

不具合は134件発生、事故は起きていない。市場からの情報により届け出た。この不具合については、2016年5月26日付けでリコールを届け出ているが、対策品および対象外車両で不具合が発生したため、改善措置の内容と対象範囲を見直して、再度リコールを行う。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BMWが24車種4万台をリコール…濡れると火災のおそれ
  2. 365万円で買えるMINI登場!「土偶みたいな顔しとる」「現実的な価格」などSNSでは反響さまざま
  3. 日産『ティアナ』新型、HUAWEIの最新コックピット搭載で約310万円から…広州モーターショー2025
  4. トヨタ『スープラ』1000台以上をリコール…水が浸入して火災のおそれ
  5. 「トランプさん、これ買います」最新の4ドアマッスルカー『チャージャー』発表に「めっちゃかっこいい」と高評価の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る