東海道新幹線とのアクセスを前面に…相鉄・東急直通線の名称は「新横浜線」 2022年度下期開業

新横浜駅(仮称)を境に「相鉄新横浜線」「東急新横浜線」となる相鉄・東急直通線。
新横浜駅(仮称)を境に「相鉄新横浜線」「東急新横浜線」となる相鉄・東急直通線。全 3 枚

相模鉄道(相鉄)と東京急行電鉄(東急)は12月13日、「神奈川東部方面線」のひとつとして建設が進められている相鉄・東急直通線の路線名称を発表した。

2022年度下期の開業が予定されている相鉄・東急直通線(羽沢横浜国大~日吉間約10.9km)は、2019年度下期の開業を予定している相鉄・JR直通線(西谷~羽沢横浜国大間約2.7km)とともに、都市鉄道等利便増進法に基づき、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)が整備している路線で、開業後は相鉄と東急が相互直通運転を行なう。

運行本数は片道あたり、朝ラッシュ時が毎時10~14本程度、それ以外の時間帯が毎時4~6本程度を計画。一方の相鉄・JR直通線では、片道あたり朝ラッシュ時が毎時4本程度、それ以外の時間帯が毎時2~3本程度を計画している。

発表によると、相鉄の営業区間である西谷~羽沢横浜国大~新横浜(仮称)間6.3kmを「相鉄新横浜線」、東急の営業区間である新横浜(仮称)~新綱島(仮称)~日吉間5.8kmを「東急新横浜線」と命名。命名の理由は「新幹線アクセス拠点として知名度の高い新横浜エリアに直結する路線であることをわかりやすく表現するため」としており、新幹線駅とのアクセス向上を前面打ち出している。

神奈川東部方面線の概要。相鉄・JR直通線は路線延長が約2.7kmだが、営業上は2.1kmとなる。神奈川東部方面線の概要。相鉄・JR直通線は路線延長が約2.7kmだが、営業上は2.1kmとなる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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