ルノー、現状の経営体制を維持…ゴーンCEOの過去4年の報酬に不正見当たらず

ルノーグループはその理由として、現段階では、ゴーン会長兼CEOに不正があったかどうか、判断する情報がない、とした。
また、ルノーグループは日産から、ゴーン会長兼CEOの不正に関する資料を受け取ったことを認めた。この資料の精査が終わっていないことも、ゴーン会長兼CEOの現段階での解任を見送った理由という。
さらに、ルノーグループの取締役会は同社の弁護士に、日産の弁護士と協力して、ゴーン会長兼CEOに関する情報を精査するように求めた。2015~2018年の期間のゴーン会長兼CEO報酬を調べたところ、現在のところ不正は見つかっていない、としている。
《森脇稔》