日立金属、アルミホイール事業撤退へ

日立金属(webサイト)
日立金属(webサイト)全 1 枚

日立金属は12月17日、収益悪化が続いていたアルミホイール事業からの撤退を発表した。

同社アルミホイール事業は、技術的難易度の高まりに伴う生産性の低下や需要減少等により、2016年度から収益性が悪化。事業体制の変更や生産性改善施策を行うなど業績回復に努めてきた。しかし、業績回復のためには、大規模な経営リソースの継続的投入が必要。今回、経営リソースをコア事業へ配分するためアルミホイール事業から撤退を決定した。

アルミホイール事業は、米国1拠点(AAP社)、国内1拠点(熊谷工場)で生産を行ってきたが、AAP社の全株式を2019年3月1日付(予定)で、愛知県豊田市に本拠を置く光生アルミニューム工業グループに譲渡する。熊谷工場については順次、生産・出荷を停止し、2020年9月末をめどに完全に終了する。なお、国内拠点の従業員については、原則、同社グループ内で配置転換を行うこととし、雇用を維持していく方針だ。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  3. 三菱『デリカミニ』新型を発売、受注は1万台超え…「DELIMARU Package」を7割が選択
  4. 三菱自動車、『eKスペース』新型を発売…受注は標準グレードに集中で93%
  5. コンセプトカーはいっさいナシ!前回とは180度違う、日産の展示から見えた「リアルへの追求」とは…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る