ポルシェが旧車向けセキュリティ、遠隔操作でエンジン再始動も防ぐ…欧州発売

ポルシェの旧車向けセキュリティシステム
ポルシェの旧車向けセキュリティシステム全 3 枚

ポルシェ(Porsche)は12月17日、ポルシェのクラシックモデル向けに開発した最新モデルと同様のセキュリティシステムを欧州市場で発売した。

画像:ポルシェの旧車向けセキュリティシステム

このセキュリティシステムは、「ポルシェクラシック車両追跡システム」と命名された。車両に装着されたセンサーとGPSを利用した監視システムにより、盗難被害に遭った車両を迅速に発見する。

システムでは、車両が盗まれたことを示す警告を、オーナーとセキュリティセンターに送信する。セキュリティセンターは、GPSセンサーを使用して、盗まれた車両の現在位置や走行ルートを特定する。遠隔操作で、エンジンが再始動できないようにすることもできる。

追跡システムのインストールと関連サービス契約の完了は、ポルシェクラシックパートナーまたはポルシェセンターによってのみ行われる。ポルシェクラシック車両追跡システムは、オプションの電圧変換器を使用して、6Vの電気システムを搭載したポルシェ『356』(1948年~)でも使用できる。

ポルシェクラシック車両追跡システムは、356から『カレラGT』まで、すべてのポルシェクラシック車両に適合する。システムのインストールには、1~4時間が必要だ。初期費用はおよそ1000ユーロで、1か月20ユーロの利用料がかかる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. VW『ゴルフ』復権へ、Mk. 9は完全電動化! ところがエンジン搭載バージョンも?
  2. 「デザイナー天才」とSNSで話題! 熱帯雨林モチーフのポルシェ“オセロット”発表「内装の作り込みがすごい」
  3. ベントレー、初の後輪駆動コンチネンタルGT「スーパースポーツ」発表…非電動で666馬力
  4. BMW『X1』、ブラックで統一の「Edition Shadow」発売…240台限定で611万円
  5. 「自動車は巨大な動くIoT」SDV時代に高まるサイバーセキュリティとAIの重要性、「オートモーティブ ソフトウエア エキスポ 2025」の見どころをナノオプト・メディア大嶋社長×レスポンス編集長が語るPR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る