日産のEVカーシェアリング、「e-シェアモビ」を福島県浜通りで運用開始

NISSAN e-シェアモビ イメージ写真
NISSAN e-シェアモビ イメージ写真全 3 枚
日産自動車は、福島県の浜通り地域でカーシェアリングサービス「NISSAN e-シェアモビ」を12月18日より運用開始すると発表した。

これは、東日本大震災と原子力災害によって失われた浜通り地域の復興・再生や、新たな産業基盤の構築を目指す国家プロジェクト「福島イノベーション・コースト構想」(福島イノベ構想)の一環として、実証事業として来年3月31日まで実施するもの。

浜通り地域には、今もなお公共の交通インフラが不十分な場所が存在している。今回の実証事業では、福島イノベ構想に関連する施設・拠点間や、常磐線不通区間を結ぶ新しい交通ネットワークを形成するとともに、地域産業の集積と交流人口の拡大・推進を目的として実施する。

また、本実証事業を通じて福島県でのカーシェアリングの導入効果や事業採算性など、持続的な実現に向けての課題と対策を整理し、福島イノベ構想へ提案する。

今回の実証事業では日産『リーフ』を使用する。ステーションは、浪江駅での開設を皮切りに、浜通りを通る常磐線の主要な駅に順次拡大していく予定。浜通り地域を訪れた様々な方の移動手段としても便利に利用できる。

実証実験期間中は、利用時間に応じての時間課金料金システムとなる。入会金、月額料金は無料。「NISSAN e-シェアモビ」会員はそのまま利用できる。

《丹羽圭@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. レクサス『IS』改良新型、米国はハイブリッドなし..V6ガソリンだけを設定
  4. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  5. ブリッド、高級スウェード調生地採用の新型リクライニングシート「ガイアススリー・レイムス」発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る