MX-5カップジャパン、4月14日にSUGOで開幕 目指せロードスター乗り世界一

グローバルMX-5カップ ジャパン
グローバルMX-5カップ ジャパン全 11 枚

世界同一仕様車による本格的なワンメイクレース「グローバルMX-5カップ ジャパン」の2019年度暫定カレンダーが発表された。

MX-5カップは、世界同一のレースカー、世界統一ルールによる公平な環境の下、世界一の『MX-5』(日本名:『ロードスター』)レーサーを目指す機会を提供する画期的なレースプログラム。2017年より国内シリーズがスタートし、2018年は国内シリーズチャンピオンの堤優威選手と2位の吉田綜一郎選手が、米国マツダレースウェイ・ラグナ・セカにて行われた世界一決定戦「グローバル マツダ MX-5カップ チャレンジ」に日本代表選手として挑戦した。

2019年度も、4月14日のスポーツランドSUGO(宮城県)での開幕戦を皮切りに、ツインリンクもてぎ(栃木県)、富士スピードウェイ(静岡県)、鈴鹿サーキット(三重岡県)、岡山国際サーキット(岡山県)の5サーキットを舞台に全5戦の開催を予定。世界一決定戦は、10月以降に米国で開催される予定だ。

カップカーは、北米仕様の2リットルエンジン、左ハンドルのMX-5をベースに、米国ロングロードレーシング社が製作し、モータスポーツパーツメーカーのキャロッセが輸入・販売、サポートを行う。吸排気や足回り、ブレーキ、ミッションなど、エンジンを除く大半のパーツをレース用に強化。エンジンやECUなどの主要パーツは輸入前にロングロードレーシング社で封印が行われ、ほぼすべてのパーツが指定されているため、カップカーは高いイコールコンディションが保たれる。なお、2018年のロードスターの商品改良により、北米では高回転域で出力性能を15%以上高めたエンジンを搭載する新型カップカー(ND2)を導入するが、日本は引き続き現行モデルのカップカー(ND1)を継続使用する。

開催クラスは、国内選手権のタイトルをかけて1人で45分間のスプリントレースに挑む「グローバル」と、ホビーレーサーを対象に2人1組で挑戦できる「エンブレム」の2つを設定。グローバルクラスには、総額600万円の賞金と、シリーズ上位2名に世界一決定戦への出場権が与えられる。JAF国内A以上のドライバーライセンス所持者であれば参加制限はないため、2019年シーズンもスプリントレースでは国内屈指のハイレベルな戦いが繰り広げられることが予想される。

■グローバルL MX-5カップ ジャパン
第1戦 4月14日(日) スポーツランドSUGO
第2戦 5月12日(日) 鈴鹿サーキット
第3戦 7月7日(日) ツインリンクもてぎ
第4戦 7月28日(日) 岡山国際サーキット
第5戦 9月23日(月/祝) 富士スピードウェイ

《纐纈敏也@DAYS》

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