BMWが1967年製 1600GTコンバーチブル をレストア…ピエトロ・フルアがデザイン

BMW 1600 GT コンバーチブル(1967年製)
BMW 1600 GT コンバーチブル(1967年製)全 9 枚

BMWは12月19日、現存する唯一の『1600GTコンバーチブル』(BMW 1600 GT convertible)をレストアした、と発表した。

BMWは1966年、ドイツの自動車メーカーのGlas社を買収した。同社の車両をベースに、BMWがイタリアのコーチビルダーで、デザイナーのピエトロ・フルアに依頼して、2台のプロトタイプを製作した。それが、1600GTコンバーチブルだ。

2台の1600GTコンバーチブルは1967年の秋、ラインオフしたが、そのうちの1台は試運転で事故を起こし、廃車に。残る1台は、BMWの大株主、ハーバート・クワント氏に納車され、その後もクワント家が大切に保管していた。

BMWグループのクラシックカー部門は、オリジナルの部品を調達するなどして、現存する1台の1600GTコンバーチブルのレストアプロジェクトをサポートした。さらに、製造中止の多数の部品に関しては、新たに再生産したとしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 第3世代e-POWERの日産『キャシュカイ』が無給油で英国縦断! その実力に日本導入への期待高まる
  2. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  3. 日産『リーフ』新型、米国EV最安値の約440万円から…今秋発売へ
  4. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  5. 三菱『デリカミニ』がフルモデルチェンジ!「やんちゃ坊主」感アップ、走りも三菱らしく進化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る