運転中のスマホ操作の罰則を大幅に厳罰化へ 警察庁がパブリックコメント募集

イメージ (AC)
イメージ (AC)全 2 枚
警察庁は12月25日、運転中の携帯電話使用に対する罰則を強化するための道路交通法改正試案に対する一般からの意見を募集すると発表した。

スマートフォンの普及に伴って自動車やオートバイの運転中、携帯電話での通話や、携帯電話やカーナビの画面を注視していたことが原因の交通事故は増加傾向にある。2017年中は2832件で5年前の約1.5倍に増えている。携帯電話使用違反は、年間90万件以上の取締りを実施しており、違反全体の取締り件数の約14%を占めている。

携帯電話使用に起因する悲惨な交通事故を防止するため、携帯電話使用に関する罰則を強化する。

携帯電話使用・交通の危険については現行の3月以下の懲役または5万円以下の罰金から1年以下の懲役または30万円以下の罰金とする。携帯電話使用・保持については現行の5万円以下の罰金から6月以下の懲役または10万円以下の罰金とする。

反則金も引き上げる。携帯電話使用・保持に対する反則金の限度額を、大型自動車については現行の1万円から5万円に、普通自動車は8000円から4万円に、小型特殊自動車は6000円から3万円に引き上げる。携帯電話使用・交通の危険は非反則行為とする。

さらに、携帯電話使用・交通の危険違反で、交通事故を起こして人を死亡、または傷つけた場合、免許の効力の仮停止の対象とする。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. V4エンジン搭載の新型ヤマハ『YZR-M1』登場に、SNSでは「ビリビリくるぜ!」「男の子はこういうの好きだよねー」など反響
  2. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  3. ホンダ『ヴェゼル』、新グレード「RS」先行予約開始…10月発売へ
  4. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  5. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る