平成最後の年末年始は大寒波襲来で大荒れ、帰省にタイヤチェーン必携[新聞ウォッチ]

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2018年12月28日付

●知人へ16億円「不要だった」日産関係者ゴーン被告支出署名(読売・1面)

●ダカールラリーV10挑戦、来月、ペルーで「砂漠攻略したい」港区出身の菅原さん(読売・21面)

●ゴーン前会長事件16億円送付先、実業家、ジュファリ氏日産に関与(朝日・1面)

●臨時の株主総会、ルノー再度要求、日産、拒否の意向(朝日・7面)

●列島年越し寒波、各地で大雪の恐れ(毎日・1面)

●救急車が追突、女性死亡、宮城・三陸道、同僚搬送付き添い(毎日・23面)

●東証今年最大の上げ、750円高、2万円台回復(産経・1面)

●日産の責任検証不透明、ガバナンス委が初会合(東京・6面)

●自転車道太平洋結べ、銚子 - 和歌山間東京五輪までに整備(東京・7面)

●車減産中国で広がる、日産・マツダも市場縮小が影、景気の減速要因に(日経・19面)

●住友ゴム社長、山本氏が昇格(日経・10面)

●パイオニア株売却意向、三菱電機社長、ファンド要請なら(日経・11面)

●中古車、高値が長期化、新興国向け輸出がけん引(日経・16面)

●ガソリン下落、原油安で9週連続、店頭価格146.6円(日経・16面)

ひとくちコメント

株価が極端な上下動を繰り返す不安定な動きを「ジェットコースター相場」というそうだ。12月27日の東京株式市場で日経平均株価が大幅続伸し、前日比750円56銭高の2万77円62銭と上げ幅は今年最大で取引を終えた。もっとも、2日前の25日には1010円45銭安の1万9155円74銭と、2017年9月以来、1年3か月ぶりに2万円の大台を割り込んでおり、2万円の大台回復は3営業日ぶりである。

27日のニューヨーク株式市場も荒っぽい動きで、ダウ工業株30種平均が一時500ドルを超える大幅反落で始まったが、その後は急伸して前日比260ドル24セント高の2万3138ドルで終えている。

荒っぽい動きは株式相場ばかりではない。日本列島の付近では強い冬型の気圧配置が続き、この先大晦日にかけ、この冬一番の寒気が流れ込む見通だという。

きょうの各紙も気象庁の発表により「列島 年越し寒波」(毎日)、「30日にかけ大寒波襲来」(東京)などと取り上げて、警戒を呼び掛けている。

それによると、北海道・東北の日本海側、北陸を中心に大雪や吹雪による交通障害、高波の恐れがあるほか、東海や近畿の平地にも雪が積もる可能性があるという。積雪や路面凍結による転倒に注意するとともに、降雪地域にマイカーなどで帰省する際は冬用タイヤを装着するなどの対策が必要だという。平成最後の年末年始、くれぐれも安全運転で事故に遭遇しないようにお祈りする。

《福田俊之》

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