シェアリングサービス「カーステイ」が車中泊保険に加入 ホストの不安を払拭

カーステイが車中泊保険に加入
カーステイが車中泊保険に加入全 1 枚

Carstay(カーステイ)は、三井住友海上が提供する車中泊旅行者向け「個人賠償責任保険」および車中泊事業者向け「施設所有(管理)者賠償責任保険」に包括的に加入。万が一の事故に備えたサービスを開始する。

カーステイは、旅行者に車中泊・テント泊が可能な駐車場と文化体験を提供する日本初のシェアリングサービス「カーステイ」のホスト募集を開始。2019年1月にリリースを予定している。本保険へ加入することで、カーステイに駐車場や空き地を提供する事業者と、車中泊をする旅行者は、より安心・安全にサービスを利用できるようになる。

ホスト側は、駐車場の管理不備によりゲストを怪我させてしまう、駐車場での騒音被害によりホストが訴えられるなどのトラブルに対応。ゲスト側は、駐車場にいる人を怪我させてしまう、駐車場にある物を壊してしまうなどのトラブルに備えることができる。また、旅行者向けの個人賠償責任保険は三井住友海上とオーダーメイドで専用開発。示談交渉サービスがセットされているので、ゲストが万一のトラブルを起こした場合も安心だ。

近年、アウトドアレジャーの人気の高まりにより、車中泊人口は増加。しかし、道の駅や無料キャンプ場での車中泊・テント泊による、騒音やゴミ等が社会問題化しており、民泊同様、第三者の宿泊行為を許可することは、ホストにとって施設への被害や、利用者同士のトラブル、地域住民への騒音迷惑等のリスクが残る。

今回、カーステイは包括的な保険に加入することで、利用者に保険料の負担をかけることなく、安心して駐車場を貸出・利用できるよう、サポート体制を強化。ホストの不安を払拭し、2019年1月のサービス開始に備える。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  2. スバル初の小型クロスオーバーEV『アンチャーテッド』正式発表、2026年発売へ
  3. 大成建設、高速走行中の給電に成功、EV向け「無線給電道路」の実証実験で[新聞ウォッチ]
  4. 車内すっきり! ワンタッチでCarPlayがワイヤレスに、「OTTOCAST MINI」発売
  5. エブリイ&ハイゼットオーナー必見! 最新便利アイテムをレビュー[特選カーアクセサリー名鑑]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る