テスラ(Tesla)は、2018年第4四半期(10~12月)および2018年通年の世界新車販売(納車)台数を発表した。
同社の発表によると、2018年第4四半期の世界販売(納車)台数は、9万0700台だった。前年同期に対して、およそ3倍と大きく伸びている。
全販売台数9万0700台のうち、『モデルS』が1万3500台で、前年同期比は11.2%減と後退した。クロスオーバーEVの『モデルX』は1万4050台を売り上げ、前年同期比は7.1%増とプラスを維持する。新型コンパクトEVセダンの『モデル3』は6万3150台を販売し、テスラの最量販車になった。
また、2018年第4四半期の生産台数は、8万6555台で四半期の新記録を打ち立てた。前年同期のおよそ3.5倍を生産している。
テスラ・モデルX2018年通年の世界新車販売台数は、過去最高の24万5240台だった。前年実績に対して、およそ2.4倍と大きく増える。大幅増に貢献したのはモデル3で、14万5846台を販売した。モデルSとモデルXは、合計で9万9394台を売り上げている。