パナソニックの子会社がパワードウェアを海外で販売へ…CES 2019 初出展予定

パワードウェア「アトウン モデルY」(左)とプロトタイプ「HIMICO」(右)
パワードウェア「アトウン モデルY」(左)とプロトタイプ「HIMICO」(右)全 4 枚

パナソニックの小会社であるアトウン(ATOUN)は、2019年1月8日から1月11日まで米国ネバダ州ラスベガスで開催される世界最大級のコンシューマーエレクトロニクスショー「CES 2019」に、着るロボット「パワードウェア」を初出展する。

同社ブースでは、腰の曲げ伸ばしを助けるパワードウェア「アトウン モデルY」と、歩行を支援するパワードウェア「HIMICO」(プロトタイプ)の試着を行う。

アトウン モデルYは、2018年7月の国内での発売後、すでに160着の受注を得るなど好調で、2019年1月から海外への販売も開始する。シンガポールの大手物流会社を皮切りに、韓国、香港、台湾へと順次販売を展開する。

歩行支援用パワードウェアのHIMICOは、社内における測定で、坂道歩行で最大19.0%、階段の上りでは最大17.8%、不整地(砂地)の歩行では最大30.7%の支援効果が確認されている。今後は、より快適な着心地や使い勝手を目指して、歩く姿勢や癖などの個人差を意識したアシスト制御手法の追求や、さらなる小型軽量化をはかり、2019年度には発売に向けたテストマーケティングを実施する予定。

《丹羽圭@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  5. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る