【CES 2019】プレイベント…時代の変化に合わせた健康・美容向け製品が数多く登場

CES 2019 アンヴェールド・ラスベガス
CES 2019 アンヴェールド・ラスベガス全 12 枚

世界最大の家電展示会「CES 2019」の開幕を1月8日(太平洋時間)に控え、米国ラスベガスでは6日、「CESアンヴェールド・ラスベガス」が開催された。会場は例年通り、マンダレイ・ベイ・ホテル。

「CESアンヴェールド」では、ベンチャー企業が中心となり、世界のメディア向けに最先端でユニークな電化製品がいち早く披露される。昨年に続き大きなホールが会場となっており、多くの企業がブースを構えた。

昨年まではスマートフォンで家の中の様々なものを動かす、いわゆる「スマートホーム」といったものが多く展示されており、他にはドローンやAR、持ち運び可能なモビリティといった展示が目立っていた。

しかし今年、それらの姿はほとんどなく、肺活量を測定し記録するデバイスや、関節の痛みを微弱な電流で和らげるバンド、快適な睡眠がとれる枕といった健康を意識した製品や、顔の肌にどんな手入れが必要か表示する鏡、顔の肌を個人に合わせてケアするマスクなど、健康・美容向けの製品が目立つ展示となっていた。ドローンやモビリティといった展示がほとんどなかったことから、例年のような「若者をワクワクさせるような製品」と言うよりも、「高齢化社会を見越した製品」が数多く展示されていたと言えるだろう。

7日はメディア向けの発表が行われるプレスデーとなっており、「CES 2019」の開催は8日から11日となっている。

ちなみに、筆者が会場で飲み物を注文したところ、グラスに付いてきたストローは紙製。さすが世界の企業とメディアが集まる場所なだけあり、世界の流れ沿ったイベントだった。

《関 航介》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  3. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  4. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  5. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る