エヌビディアの自動運転システムをサイバー攻撃から守る…CES 2019でアルガスが発表予定

アルガス・サイバー・セキュリティ社の公式サイト
アルガス・サイバー・セキュリティ社の公式サイト全 1 枚

アルガス・サイバー・セキュリティ(Argus Cyber Security)社は1月7日、米国ラスベガスで1月8日に開幕するCES 2019において、エヌビディアの自動運転プラットフォーム向けのサイバーセキュリティ技術を初公開すると発表した。

アルガス・サイバー・セキュリティ社は2013年、イスラエルに設立された。自動運転車の技術開発の進展と関連サービスの拡大によって、自動車がサイバー攻撃の標的となる可能性が高まっている。アルガス・サイバー・セキュリティ社は、サイバー攻撃から車を守るために、エヌビディアの自動運転プラットフォーム、「NVIDIAドライブ」向けのサイバーセキュリティ技術を開発した。

アルガス・サイバー・セキュリティ社のシステムでは、マルウェアのインストールを阻止したり、操作システムの異常を検知したりする。また、不審な活動を特定し、攻撃が自動車システム全体に広がらないようにする。

さらに、自動車メーカーやフリート管理者が、クラウド上で車両のセキュリティ状態を管理できるようにする。加えて、サイバー攻撃のパターンや新手の攻撃を特定するためにビッグデータを分析し、セキュリティの遠隔アップデートを通して車を将来的なサイバー攻撃から保護する、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新車世界販売 ホンダ4位に転落、スズキ2位に浮上へ、2025年度下期[新聞ウォッチ]
  2. 「日本一“ちょうどいい日産車”」小型セダン『セントラ』の進化に日本のファンも「気合い入りすぎw」と注目
  3. 「就職人気企業ランキング」総合トップは8年連続で伊藤忠商事、トヨタは42位に後退[新聞ウォッチ]
  4. アウディ2026年モデル、ハード・ソフト両面で大幅アップデート…新ドライブモードや先進のドライバーアシスト機能搭載
  5. 日産自動車・人事情報 2025年10月1日付
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る