【日産 リーフe+ 発表】航続458km、車室スペース変わらず

日産 リーフe+とスキラッチ副社長および星野専務執行役員
日産 リーフe+とスキラッチ副社長および星野専務執行役員全 3 枚

日産自動車は1月9日、電気自動車(EV)『リーフ』のバッテリー容量やモーター出力などを増強したハイパフォーマンスモデル『リーフe+(イープラス)』を1月23日に発売すると発表した。

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バッテリー容量を既存モデルの40kWhより55%多い60kWhに増やした。これにより、1充電当たりの航続距離は458km(WLTCモード)と、既存モデル(322km)より42%も伸ばしている。同時に走行性能に直結するモーターの最高出力も、110kWから160kWへと45%引き上げた。2グレードがあり、消費税込み価格は416万2320円と472万9320円。

開発を担当する磯部博樹チーフビークルエンジニアによると、バッテリー容量を約5割増しとしたものの「車室内もトランクも既存モデルと同じスペースを確保した」という。バッテリーのエネルギー密度を高めるとともに、パッケージも工夫することで省スペースを実現している。また、急速充電器については従来の出力50kWタイプに加え、100kW型にも対応できるようにし、充電時間の短縮を図っている。

横浜市の本社で開いた発表会でダニエレ・スキラッチ副社長は「リーフe+は、『モアリーフ』である。より大きなバッテリーでより長い航続距離、また、より高い加速性能とパワーをユーザーに提供する。住宅への電力供給によりドライブだけでなく、生活も変えるEVの新たなスタンダードとしたい」とアピールした。

発表会では、大容量バッテリーを活かし、リーフから家庭に電力を供給するV2H(Vehicle to Home)のデモンストレーションも披露した。リーフおよび新型のリーフe+からは平均的な世帯では2~4日分の電力供給が可能という。国内営業部門を担当する星野朝子専務執行役員は「昨年から日本の電動化を促進する活動として『ブルー・スイッチ』を立ち上げ、各地の自治体と交通や観光分野などでの取り組みを進めている。電力供給ではV2Hに加え、19年はオフィス向けのV2B(Vehicle to Building)も導入する」と表明した。

《池原照雄》

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