コミュニティバスの現在位置を配信するアプリ 金沢工業大学が試験提供

バスどこシステムのアプリ画面
バスどこシステムのアプリ画面全 2 枚

金沢工業大学「BusStopプロジェクト」は、石川県野々市市のコミュニティバス「のっティ」の現在位置がわかる「バスどこシステム」のアプリを、1月8日から3月15日まで試験的に一般公開している。

「バスどこシステム」はスマートフォン、タブレット、パソコンで、「のっティ」のバスの現在位置がわかるシステムで、「BusStopプロジェクト」が開発した。期間中は「のっティ」の全4ルートでバスの現在地がリアルタイムで把握できる。

「BusStopプロジェクト」では昨年7月28、29日に開催された「第37回野々市じょんからまつり」で、2日間限定での同システムの運用をテストし、来訪者に実際に利用してもらった。今回、初めて長期間実施し、アンケートを通じて利用者ニーズを把握し、今後の研究開発に活かす。

金沢工業大学が位置する野々市市は、女性の平均寿命が全国5位、男性も県内で1位(2018年4月発表、厚生労働省「2015市区町村別生命表」より孫引き)。金沢工業大学では、野々市市をモデルにして「のっティ」を使った長期間の社会実装実験を行なうことで、「すべての人々に、安全かつ安価で容易に利用できる、持続可能な輸送システムへのアクセスを提供する」という研究開発につなげたいと考える。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
  3. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  4. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る