ヤマハ発動機は1月10日、同社が運営するヤマハボート免許教室がインターネット環境を利用して学科講習を受講できる「スマ免」を拡充し、現在の2級コースに加えて、特殊小型コースを2019年1月から、1級コースを今春頃から提供すると発表した。
「スマ免」は、スマートフォンやタブレット端末、パソコンなどのインターネット環境を利用してボート免許取得に必要な学科講習を受講できるシステム。申し込み直後から学習でき、これまで最大2日(1級の場合)を要した学科講習の内容を、受講者の都合に合わせて「いつでも」、「どこでも」学習することができる。2013年4月のサービス開始から人気を集め、現在ではヤマハボート免許教室の2級免許取得者の3人に1人が「スマ免」を利用している。
2級コースでは、北海道から沖縄まで全国33ヵ所で「スマ免」受講者が実技講習を受講できる。新たに運用する1級・特殊小型コースについては関東・中部・関西エリアから開始し、順次展開していく予定。
ヤマハボート免許教室では級種や受講可能エリアを拡大することで、免許取得のハードルを下げてマリン業界の活性化を図る。
小型特殊免許:水上オートバイ(写真:MJ-FX Cruiser SVHO)