【SUPER GT】GT300クラスの今季体制も次第に明らかに…NSX GT3の参戦台数が増加

ドラゴコルセ(#34)は今季もNSX GT3でGT300クラスを戦う。
ドラゴコルセ(#34)は今季もNSX GT3でGT300クラスを戦う。全 7 枚

多彩な車種による30台規模のハイレベルな戦いが魅力のSUPER GT/GT300クラス。東京オートサロン2019での発表等を含め、2019年シーズンの各陣参戦体制が次第に明らかになってきているが、そのなかでホンダ「NSX GT3」の台数が増えている。

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東京オートサロンといえば“本分”はカスタムカーのビッグイベント。しかし近年はモータースポーツ関連の色も濃くなっており、会場内にはトップレベルの競技車両の展示数がさらに多くなってきている印象だ。2019年もそうで、特に目立つのがSUPER GT/GT300クラスのマシンたち。昨季のチャンピオンマシンであるK2 R&D LEON RACINGのメルセデスAMG「GT3」がメルセデスベンツのブースに展示されるなどしている。

競技関連の発表も少なくない数が実施されており、開幕日の11日にはホンダが昨年同様に社としてのモータースポーツ活動計画概要を発表。カスタマー供給するNSX GT3のGT300クラス参戦状況もそのなかで明らかにされており、現段階で昨季より1台増となる3台の参戦が確定している。

<2019年GT300クラス参戦“ホンダNSX勢”>
#18 TEAM UPGARAGE:小林崇志&松浦孝亮
#34 Modulo Drago CORSE:道上龍&大津弘樹
#55 AUTOBACS RACING TEAM AGURI:高木真一&福住仁嶺

GT500の優勝経験者やGT300きっての熟達ドライバー、ホンダ期待の若手など、極めて強力なドライバーラインアップの3陣営となっている。

昨季からの継続でNSX GT3を走らせるのはドラゴコルセ(#34)。ドライバーも道上と大津で不変だ。昨年は最高3位を獲得しており、今季は優勝を目指すことになる。チーム代表との兼任で戦う道上は「NSX GT3のライバルのなかでもナンバーワンチームであることを証明できるよう、全力を尽くします」と、決意も新た。シリーズチャンピオン獲得となれば、道上にとってはGT500との自身“2階級王座制覇”となる。

アップガレージ(#18)とARTA(#55)は、ともに昨季、他のマシンで優勝している強豪陣営。そこがNSX GT3に乗り換えてきたかたちになるので、道上の決意が上記したような内容になるのも分かるところだ。アップガレージには昨季までGT500のNSXを走らせていた松浦が加入して、やはりかつてのGT500ホンダ戦士・小林(チーム残留)と組む。

ARTAはGT300クラス個人通算最多勝争いを演じ続けている高木と、新加入・福住のコンビに。今年22歳になる福住は、昨季はスーパーフォーミュラと欧州のFIA-F2に並行参戦していたが、今季は国内に軸足を据え、スーパーフォーミュラとGT300に参戦する。

なお、昨季NSX GT3で参戦していたCARGUY Racingに関しては、ホンダの発表のなかで「参戦継続に向けて検討中」となっている。GT300クラスのNSX勢は4台以上となる可能性もあるようだ。

GT500のみならず、GT300でも存在感を高めているホンダNSX。手強いライバルたちとの戦いに打ち勝って、優勝、さらにはチャンピオン獲得を果たせるか。今季も注目すべき存在であることは間違いない。

《遠藤俊幸》

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