中国新車販売2.8%減、日系首位は日産で2位にトヨタ浮上 2018年

日産シルフィ
日産シルフィ全 2 枚

中国汽車工業協会は1月14日、中国における2018年の新車販売の結果を発表した。商用車と輸出を含めた総販売台数は2808万0600台で、前年比は2.8%減と28年ぶりに前年実績を下回った。

画像:日系3社の中国主力車

日系メーカーでは、日産自動車が156万3986台と過去最高となり、日系メーカーの首位を守った。前年比は2.9%増と、6年連続で前年実績を上回る。小型セダンの『シルフィ』とSUVの『エクストレイル』、『キャシュカイ』が好調だった。

2位はホンダを上回ったトヨタ自動車で、前年比14.3%増の147万4500台を販売した。5年連続で100万台を超え、新記録を達成する。『カローラ』と兄弟車の『レビン』、『カムリ』、輸入車関税引き下げの恩恵を受けたレクサスの販売が好調だった。

3位のホンダは143万2291台にとどまり、4年連続で100万台は超えたものの、前年比は1.7%減と、2012年以来6年ぶりの前年割れ。そんな中、主力車種のシビックが、中国で初めて年間20万台以上の販売を達成している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  2. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  3. 「乗りやすいスーパースポーツの究極形」完全新規モデル、ヤマハ『YZF-R9』はなぜ生まれたのか?
  4. ホンダ『CR-V』にハイブリッド、日本発売に先駆けプロトタイプ公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. 日産『アリア』改良新型を世界初公開へ、Vモーショングリルのない新デザインに…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る