ジャパンタクシー、タクシービッグデータを活用する「モビリティ研究開発部」を新設

ジャパンタクシーの新事業として設立された「モビリティ研究開発部」が、タクシーにまわつわるデータを「タクシーデータ プラットフォーム」として集積・分析し、企業に提供する。
ジャパンタクシーの新事業として設立された「モビリティ研究開発部」が、タクシーにまわつわるデータを「タクシーデータ プラットフォーム」として集積・分析し、企業に提供する。全 1 枚

タクシーアプリ「ジャパンタクシー」を展開するジャパンタクシーは、配車プラットフォーム・決済プラットフォームに続く新たな主要事業として、タクシーから取得できるビッグデータを活用する部署「モビリティ研究開発部」を1月15日に新設した。

同社の岩田和宏CTOをはじめ、約10名の専任スタッフが在籍し、タクシーにまつわるデータを「ジャパンタクシー データプラットフォーム」として集積・分析し、未来の自動運転社会など移動のためだけでなく、生活をより良くするためのソリューション提供を様々な企業へ行なっていく。

ジャパンタクシーでは、これまでもタクシーを活用し、車載タブレットでビーコンを受信して通学中の子どもを見守る活動や、AIパイロット設置による路面状況などのリアルタイム確認、配車支援システムによる乗客の需要予測、ドライブレコーダー解析による道沿い情報の収集といった、多岐にわたる活動を行っている。24時間365日街を走り続けるタクシーだからこそ集められるビッグデータがあり、様々な企業とのコラボレーションによる、新たなタクシー活用の可能性があることから、今回新たな部署設立となった。

今後、モビリティ研究開発部では、2020年までに約30の企業・団体と協業し、様々な企業および社会のニーズに応えられる有益なセンシングデータを収集・蓄積し、柔軟に活用できるプラットフォームを目指す。

《丹羽圭@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.7mでコンクリートブロック付き、道幅は5mあるけど?…東京都板橋区
  2. ニックネームは“赤いコスモ”、50年前に登場した2代目ロータリースポーツ【懐かしのカーカタログ】
  3. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  4. 【レンジローバー ヴェラール 新型試乗】ああ、紛うことなくレンジローバーだ…島崎七生人
  5. トヨタの新型EV『アーバンクルーザー』をくまなくチェック!…詳細画像記事ベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る