NEXCO西日本は、2018年4月1日から9月30日まで期間、の間の走行で、近畿圏の高速道路で現金収受とETC収受が重複していた問題で、合計517万3300円を返金すると発表した。
今回の問題では、NEXCO西日本が管轄する近畿道、阪和道、西名阪道、南阪奈道、堺泉北道の一部走行で、4月1日から現金を収受した上にETCでも収受していた二重収受が発覚。ETC車載器にカードを挿入したまま入口ETCフリーフローアンテナで通信し、途中の本線料金所の一般レーンで現金で支払い、出口でETC無線走行した場合、出口でもETC対距離料金を収受してしまうため、現金とETCの二重請求が発生した。
NEXCO西日本では、二重収受の調査を実施。その結果、返金対象は7604名の1万2255走行。返金額は517万3300円にのぼることがわかった。同社では、順次カード会社等を通じて返金を行う。
なお同社ではすでにシステムの改修を行い、10月1日以降の走行については、請求の重複発生を防止している。
料金の二重収受対象となる例