アストンマーティン ヴァルキリー にサーキット仕様、「AMR」…専用ピットガレージも用意可能

アストンマーティン・ヴァルキリーAMRトラックパフォーマンスパック
アストンマーティン・ヴァルキリーAMRトラックパフォーマンスパック全 6 枚

アストンマーティンは1月23日、開発中の新型ハイパーカー『ヴァルキリー』(Aston Martin Valkyrie)に、「AMRトラックパフォーマンスパック」を設定すると発表した。

ヴァルキリーは軽量構造のミッドシップ2シーターのボディに、新開発の6.5リットルV型12気筒ガソリン自然吸気エンジンを搭載する。アストンマーティンとレッドブルレーシングのテクニカルパートナーシップによる成果として共同開発され、アストンマーティン特有のスポーツカーデザインと、レッドブルレーシングが持つ最先端のF1技術を融合させた究極の1台となる。

ヴァルキリーのエンジンは、コスワースが開発を手がけた。モータースポーツ向けエンジンで豊富なノウハウを持つコスワースの最新技術が、ヴァルキリーのエンジン開発に注がれている。その結果、6.5リットルV型12気筒ガソリン自然吸気エンジンは、最大出力1000hp/1万0500rpm、最大トルク75.5kgm/7000rpmを引き出す。

アストンマーティンはこのヴァルキリーに、AMRトラックパフォーマンスパックを設定する。「AMR」は、アストンマーティン・レーシングを意味する。AMRは、アストンマーティンのモータースポーツ活動から得られたノウハウを市販車に投入し、さらなる高性能化を図ることを目的に立ち上げられたブランドだ。ヴァルキリーのAMRトラックパフォーマンスパックでは、さらなるパフォーマンスを求める顧客のために、サーキットで本領を発揮する仕様に仕立てることを可能にする。

具体的には、より大きなダウンフォースを獲得する専用エアロパーツ、軽量チタン製ブレーキ、専用サスペンション、マットブラック塗装のマグネシウム製ホイール、カーボンファイバー製エアロディスクを装備。オプションで専用ピットガレージとレーシングスーツを用意することも可能、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  2. 地面が光る「埋込型信号」が日本初導入、「横断歩道がわかりやすくなった」効果に期待
  3. もしも流行の「2段ヘッドライト」がなかったら…!? 一流デザイナーが斬新なフロントマスクを提案
  4. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  5. 東京外環道、千葉県内の4つのインターチェンジがETC専用に…9月2日から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る