日産自動車は1月24日、カルロス・ゴーン取締役とグレッグ・ケリー取締役の解任と、新たにルノーが指名する取締役1人を選任する臨時株主総会を4月中旬に開催する方向で検討を開始すると発表した。
日産は、ゴーン被告がルノーの会長とCEO(最高経営責任者)を辞任することが決まったことから、ルノーが求めていた臨時株主総会を開催することにした。
日産は逮捕されたゴーン被告の会長を解任、代表権を外したほか、同じく逮捕されたケリー代表取締役の代表権を外した。その後、臨時株主総会でゴーン被告、ケリー被告の取締役を解任する方針だったが、ルノーがゴーン被告を会長、CEOにとどめていたことから臨時株主総会を開催できないでいた。
ルノーがゴーン被告の会長、CEO解任を決めたことから、ゴーン被告の後任を受け入れることにした。
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