「寒さに対するキャンピングカーの装備と利点」…欲しい装備トップはFFヒーター 日本RV協会調べ

日本RV協会による「寒さに対するキャンピングカーの装備と利点」に関するアンケート調査
日本RV協会による「寒さに対するキャンピングカーの装備と利点」に関するアンケート調査全 17 枚

日本RV協会は、キャンピングカーを所有または興味を持っている人に「寒さに対するキャンピングカーの装備と利点」に関するアンケート調査を行い、結果を発表した。

回答者のうち、実際にキャンピングカーを所有しているのは8割以上。居住地は関東が全体の4割で、東海、関西と合わせた3地域が約7割。

調査結果によると、85.9%のオーナーが冬にクルマ旅に出かけると答え、その際に注意しているのは「宿泊時の寒さ対策」が45.9%と最も多く、続いて「冬道の走り方(運転の仕方)」が41.1%だった。

欲しい装備については、半数以上がFFヒーターと答え、続いて断熱ボディ、アクリル2重窓だった。実際にFFヒーターを装備している割合は88.9%と約9割で、使用頻度は「停車時は常時使用している」が42.9%で最も多く、続いて3時間未満、6時間未満の順となった。

冬季の寒さ対策で使用量が増えがちな電力の確保について、もっとも関心が高いのはソーラーパネルの装着で37.7%、サブバッテリーの装着は30.4%だった。実際にソーラーパネルを装着しているオーナーは56.3%と半数以上で、そのうちキャンピングカー購入時に装着した人が8割近くを占めた。

FFヒーター以外での手軽な寒さ対策では、電気や燃料を使わない冬用シュラフが33.1%、じゅうたんおよびスリッパが21.8%だった。

冬のくるま旅の利点については「寒さを気にせず思いたったら行動できる」が41.7%で最も多く、「各地域の冬グルメや地酒を堪能できる」、ウインタースポーツのための前泊、冬の絶景が続いた。

キャンピングカー内での過ごし方については「家族との会話」がトップで、続いて「TVを見る」「読書をする」など、家にいる時と同じような過ごし方が上位となった。

調査地域は全国で、調査対象は日本RV協会ホームページ閲覧者。調査手法はWebアンケートで、調査時期は2018年11月18日から12月17日までの一ヶ月。

《丹羽圭@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  2. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
  3. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  4. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  5. 「クラシックmini」がレストモッドで蘇る! 限定生産で約1490万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る