VW、ディーゼル車の受注がドイツで4割以上に回復 2018年

VWゴルフ
VWゴルフ全 3 枚

フォルクスワーゲン(Volkswagen)乗用車ブランドは1月30日、2018年のドイツ新車販売におけるディーゼル車の受注が全体の43%を占めた、と発表した。前年の39%から、4ポイントの上昇となる。

ドイツを含めた欧州では、2015年に発覚した排ガス案件以来、ディーゼル車の販売は逆風にさらされてきた。しかしドイツでは2018年、フォルクスワーゲン乗用車ブランドのディーゼル車の受注は増えた。とくに、個人ユーザーからの受注の割合は27%に達しており、前年の15%からほぼ倍増の勢いだ。

フォルクスワーゲンによると、ディーゼル車の販売が回復しているのは、最新世代のディーゼルエンジンの効果。フォルクスワーゲングループの最新世代のディーゼルエンジンは、さらに低い排出ガスレベルを達成しており、従来比で最大10g/km(NEDC)、CO2排出量を削減しているという。

また、旧型ディーゼル車から、最新モデルに乗り換える顧客を対象にした新たなインセンティブも、ディーゼル車の販売が回復した要因のひとつと見られている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『リーフ』新型、米国EV最安値の約440万円から…今秋発売へ
  2. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  3. 第3世代e-POWERの日産『キャシュカイ』が無給油で英国縦断! その実力に日本導入への期待高まる
  4. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  5. 「アルパインスタイル仙台R4」がグランドオープン、待望の仙台エリアへ出店
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る