ボッシュ、ドライバーレス車の実現目指す…自動運転分野に新たな投資

ボッシュの自動運転開発車両
ボッシュの自動運転開発車両全 1 枚

ボッシュ(Bosch)は1月30日、自動運転の分野へ2022年までに、およそ40億ユーロを新たに投資すると発表した。

ボッシュの研究開発における中心的なテーマのひとつが、自動運転だ。交通事故のないモビリティ実現に向けた事業の一環として、ボッシュは2つの開発路線を展開している。その1つが、部分的な自動運転(レベル2/レベル3)を可能にする先進運転支援システム(ADAS)だ。ボッシュはこの分野において、テクノロジー、市場シェアの両面でリーダーとしての地位を築いているという。ボッシュは2019年、先進運転支援システムの売上高が20億ユーロを超えると予測している。

2つ目の開発路線となるのが、2020年代初めにスタートするドライバーレスの自動運転(レベル4/レベル5)だ。ボッシュは、ドライバーレスの自動運転が個々のモビリティを根本から変え、ロボットタクシーやシャトルベースのモビリティなど、常識を覆すビジネスモデルへとつながっていくと見込む。

ボッシュでは現在、およそ4000人のエンジニアが自動運転の開発に携わっている。ボッシュは、自動運転は技術的に複雑であり、今後は投資が焦点になると考え、2022年までに総額40億ユーロの投資を新たに行うことを決めた、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る